最近、本を読み漁っている。
技術書も読むし、技術と直接関係のない本も読む。 それとは別に、今の仕事ではすぐに使わなさそうな技術も触っている。
仕事に必要だから勉強している、という感じではあまりない。
もちろん、結果的に仕事へつながることはあると思う。 ただ、最初から業務への応用や費用対効果を考えてしまうと、触れるものがかなり狭くなる。
今の自分がすでに知っている範囲の延長で、役に立ちそうなものだけを選ぶことになるからだ。
それだと、効率は良いかもしれないが、あまり遠くには行けない。
本を読んだから、行動できたことがあった
最近、本を読んでいて印象に残っているのは、知識そのものよりも、行動するきっかけをもらったことだった。
本に書いてあることを、そのまま実行したわけではない。
読んでいる途中で、
「これ、自分だったらどうするだろう」
「少し試してみたいな」
「今まで面倒で放置していたけど、やってみるか」
という気持ちになった。
本を一冊読んだから、急に何かができるようになるわけではない。 ただ、それまで止まっていたものを少し動かしてくれることはある。
個人的には、それだけでも本を読む価値はかなりあると思っている。
知識を得たかどうかより、昨日までやっていなかったことを今日やったかどうかのほうが、結果的には大きい。
仕事と関係のない技術を触る
仕事と直接関係のない技術を勉強するのも、似たような感覚がある。
すぐにプロダクトへ導入できるわけでもないし、売上になるわけでもない。 下手をすると、そのまま一度も実務で使わないかもしれない。
それでも触ってみる。
知らなかった概念を知ったり、普段とは違う設計思想に触れたり、別の領域では当たり前になっている考え方を見つけたりする。
技術そのものを覚えるというより、自分の中に違う見方を増やしている感覚に近い。
仕事に関係あるかどうかは、その時点では意外と分からない。
数年前に趣味で触ったことが、急に仕事で役立つこともある。 反対に、仕事のために必死で覚えたものが、すぐに使われなくなることもある。
結局、何がつながるかは後にならないと分からない。
だったら、すぐ役立つかどうかだけで学ぶものを決めなくてもいいのではないかと思っている。
インプットだけで終わらせないようにしたい
ただ、本を読んだり、技術を触ったりしているだけだと、かなりの速度で忘れていく。
読んでいるときは分かった気がする。 触っているときは面白かった気がする。
それでも、数週間後には何を考えていたか分からなくなる。
なので、最近考えていることや、読んだ本から拾ったもの、試してみた技術について、少しずつ書いていきたい。
完成された知見を公開する、というよりは、
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何を読んだのか
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何が気になったのか
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そこから何を試したのか
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実際にやってみてどうだったのか
を残していく。
専門家として正解を書くというより、その時点の自分が何を考え、どう動いたかを記録する。
そのほうが、今の自分には合っている気がする。
学びを共有したい
自分が本や記事を読んで行動するきっかけをもらったように、自分の書いたものが、誰かの小さなきっかけになればいい。
別に、大きな行動でなくてもいい。
本を一冊買ってみる。 知らない技術を少し触ってみる。 放置していた環境を整えてみる。 自分でも何か書いてみる。
そのくらいでいい。
最近は、最短距離で役立つ情報を得ることばかりが重視されがちだが、何に役立つか分からないものを面白がる時間も、かなり大事だと思っている。
仕事と関係のない本を読み、仕事と関係のない技術を触る。
そして、そこで考えたことを外に出していく。
しばらくは、そんなことをやっていきたい。